# SQL Server - Insert (挿入) アクション
Workato では、バッチ行および単一行の両方の Insert アクションを提供します。これにより、レシピに必要なアクションを選択し、ビジネスニーズを満たす上で柔軟性を得ることができます。バッチ行または単一行のどちらの Insert アクションを使用するかについてのベストプラクティスや、Insert、Update、または Upsert のそれぞれを使用するタイミングについての記事を参照してください。
ジョブの実行中に
insert row
アクションが実行された後にステップでエラーが発生すると、ジョブが再実行された場合に別の Insert が実行されます。Upsert を使用することで、1つのキー上での重複を排除して、データベーステーブルに複数の行が挿入されないようにすることを検討してください。
# Insert row (行の挿入)
このアクションは、選択されたテーブルに単一の行を挿入します。
# Table/view
最初に、行を挿入するテーブルを選択します。このためには、ピックリストからテーブルを選択するか、または入力項目をテキストモードに切り替えて完全なテーブル名を入力します。
# Columns
次に、入力項目にデータを手動で入力するか、前のトリガーまたはアクションからのデータピルをそれぞれの列にマッピングします。ここで生成される入力項目は、テーブル内の列に基づいています。
# Insert batch of rows (バッチ行の挿入)
このアクションを使用すると、一度のアクションで1行ではなく、複数の行を挿入できます。これにより、1つのアプリから多数のレコードを SQL Server に移行している場合に、スループットを高めることができます。レシピの構造とデータの量によりますが、このアクションによって統合にかかる時間を100分の1に短縮できます。
# Table
単一行の挿入アクションと同様に、まずターゲットのテーブルを選択する必要があります。
# Rows source list
Insert row アクション (単一行を処理) とは異なり、このアクションでは行のバッチを処理します。そのため、入力する次のデータピルは、テーブルに挿入する行のバッチのソースです。これは、リストデータピルを出力する任意のトリガーまたはアクションから供給できます。
この項目にリストデータピルをマッピングしない場合、このアクションは1行のみを挿入し、 Insert row アクションのように動作します。
# Columns
最後に、出力データツリーの必要な項目をここにマッピングして、前のトリガーまたはアクションからのデータを行に挿入する必要があります。ここで各列にマッピングされるデータピルは、先に使用したソースのリストデータピルからのものである必要があります。ソースのリストデータピル以外とマッピングされたデータピルは、反復されません。
バッチの操作の詳細については、リスト管理に関するガイドを参照してください。
Last updated: 2023/8/31 1:07:14