# Adobe Experience Manager
Adobe Experience Manager (AEM) (opens new window) は、Web サイト、モバイルアプリ、およびフォームを作成するためのコンテンツ管理ソリューションです。Adobe Experience Manager コネクターのトリガーを使用して、AEM でのアセットやフォルダーの追加時またはアセットの更新時にレシピを実行できます。また、このコネクターのアクションを使用して、フォルダーやアセットを管理できます。
# API バージョン
このコネクターは Assets HTTP API (opens new window) を使用します。
# Workato での Adobe Experience Manager への接続方法
項目 | 説明 |
---|---|
Connection name | このコネクションに対して、他のレシピで再利用可能な一意の名前を付けます。 |
AEM instance address | Adobe Experience Manager (AEM) インスタンスのアドレス。たとえば AEM インスタンスのアドレスが http://wkto.aem.com:8080 の場合は、この項目には http://wkto.aem.com と入力します。AEM インスタンスがプライベートネットワーク上でローカルにホストされている場合は、オンプレミスエージェントをデプロイメントし、後の手順でそのエージェントを選択する必要があります。 |
Port | AEM インスタンスに関連付けられているポートがある場合は、そのポートを入力します。 たとえば AEM インスタンスアドレスが http://wkto.aem.com:8080 の場合は、ポート番号は 8080 になります。AEM インスタンスに関連付けられたポートがあるかどうかわからない場合は、AEM 管理者に確認してください。 |
Username | Workato 用にプロビジョニングされているユーザーのユーザー名。 |
Password | Workato 用にプロビジョニングされているユーザーのパスワード。 |
Is this app in a private network | オンプレミスエージェントをデプロイメントしている場合は、オンプレミスグループを選択します。 |
# アセットプロパティ
Search assets および Update assets アクションには、アセットプロパティおよび対応する値を指定する項目があります。たとえば、[Property] 項目に jcr:content/jcr:lastModifiedBy
と入力することにより、bgoh
によって最後に変更されたアセットのみを表示するように、検索結果をフィルタリングできます。
プロパティの入力時にネストされた JSON オブジェクトを指定するには、スラッシュを使用します。上記の例では、ソースコードは以下のようになります。
...
"jcr_content": {
...
"jcr_lastModifiedBy":"bgoh",
...
注
出力タブでは、アンダースコア (_
) はコロン (:
) に変換されます。プロパティの検索または更新時には、アンダースコアの代わりにコロンを使用してプロパティ名を入力してください。上記の例では、ジョブ出力の jcr_content
はスクリーンショットの jcr:content
に対応しています。
Adobe Experience Manager でカスタムアセットメタデータを定義していても、Workato は標準のアセットプロパティにのみ対応しているため、これらのプロパティはデータツリーには表示されません。その場合には、データピルを手動で作成する必要があります。データピルを作成するには、トリガーの [Asset output fields] または Search assets アクションを使用します。
- [Test jobs] > [Output] に移動し、JSON コードをコピーします。
- [Recipe] > [Asset output fields] > [Edit schema] に移動し、コードを貼り付けます。
- これにより、AEM インスタンス内のアセットの1つの例のプロパティをデータピルとして取り込めます。
Update assets アクションに既存のプロパティと値を入力すると、入力した値でプロパティが更新されます。プロパティが存在しない場合は、このアクションにより新しいプロパティが作成されます。
Last updated: 2023/8/31 1:07:14