Azure Blob Storage - New Blob (新規 Blob) トリガー (リアルタイム)

このトリガーは、Azure Blob Storage 内で作成された新規 Blob を即座に処理します。イベントは、Azure から送信された Webhook を介して取得されます。Workato は Webhook をリッスンし、リアルタイムでそれらを処理します。これを行うには、Azure ポータルでこの Webhook イベントを設定する必要があります。

Azure Webhook イベントの設定方法

1

まず、Workato コネクションを設定し、 [New Blob Trigger] を選択します。これにより Webhook URL が生成されます。この Webhook URL はこのレシピに固有であり、以降 Azure で使用するためにコピーする必要があります。

トリガーで生成された Webhook URL を保存する

2

次に、Azure ストレージアカウントに移動します。 [イベント] に移動します。

Azure Blob Storage アカウントの [イベント] に移動する

3

新しい イベントサブスクリプション を作成します。

新しいイベントサブスクリプションを作成する

4

イベントサブスクリプションのフォームに入力します。

• [イベントの種類] を Blob created に設定します。
• サブスクライバーのエンドポイント に、トリガーで生成された Webhook URL を設定します。

フォームに入力して新しいイベントサブスクリプションを作成する

5

Workato レシピに戻り、 [Test recipe] を選択します。これは、この Webhook URL について Workato から Azure に検証応答を送信するために必要になります。

Webhook トリガーのテスト

6

最後に、Azure インスタンス上で [作成] を選択して、新しい Azure イベントサブスクリプションの設定を完了します。

新しいイベントサブスクリプションを作成する

出力

項目	説明
Topic	Azure のイベントサブスクリプションのトピックです。
Subject	Azure のイベントサブスクリプションの件名です。
Event type	イベントの種類です。
ID	イベントの一意の ID です。
Container	イベントが発生したコンテナーです。
Blob Name	イベントの発生元の Blob の名前です。
ID	イベントの一意の ID です。
Data	作成された Blob についての情報が含まれます。
Data version	Blob のデータのバージョンです。複数の Blob スナップショットが存在する場合は数字が増加します。
Metadata version	Blob のメタデータのバージョンです。
Event time	イベントの正確な時刻です。