Google Workspace

Google Workspace (opens new window) (旧称 G Suite) は、Google が開発したクラウドコンピューティング、生産性、コラボレーションのためのツール、ソフトウェア、製品のスイートです。

Workato を使用すれば、ユーザー、グループ、ロールといったあらゆるオブジェクトを追加、削除、更新、取得、または検索できます。使用例としては、新しい従業員のオンボーディングの際、その従業員の詳細情報を Google Workspace に追加する必要のある場合が挙げられます。

API バージョン

Workato の Google Workspace コネクターでは現在、管理サービスへの接続に Google Admin SDK (opens new window) を使用しています。

Workato での Google Workspace への接続方法

Google Workspace コネクターへの接続は、Google アカウントへのサインインと同じくらい簡単です。

[Connect] を選択します。

Google アカウントにサインインします。Google Workspace でこのような組織全体に関わる変更を行うには、Google アカウントに管理者権限が必要であることに注意してください。

Workato では、[Advanced Settings] から、特定の接続のためのスコープや権限を設定するプロビジョニングを行えます。次のスコープはデフォルトで常に提供されます。"View and manage the provisioning of users on your domain (ドメイン上のユーザーのプロビジョニングの表示および管理)"、"View and manage organization units on your domain (ドメイン上の組織部門の表示および管理)"、"View domains related to your customers (顧客に関連するドメインの表示)"、"View user schemas on your domain (ドメイン上のユーザースキーマの表示)"、"View and manage the provisioning of groups on your domain (ドメイン上のグループのプロビジョニングの表示および管理)"、"View and manage the provisioning of group members on your domain (ドメイン上のグループメンバーのプロビジョニングの表示および管理)"、"View and manage data transfers between users in your organization (組織内のユーザー間のデータ転送の表示および管理)"、"Manage your mobile devices by performing administrative tasks (管理タスクの実行によるモバイルデバイスの管理)"、"View audit reports for your G Suite domain (G Suite ドメインの監査レポートの表示)"、"View usage reports for your G Suite domain (G Suite ドメインの使用状況レポートの表示)"、"Manage delegated admin roles for your domain (ドメインの委任された管理ロールの管理)"。

また、複数選択オプションを使用して、以下のスコープを含めることもできます。

スコープの詳細については、こちら (opens new window)を参照してください。

これで準備ができました。

Google Workspace - アクションオブジェクト

Workato では、Google Workspace 上のオブジェクトを追加、削除、更新、取得、または検索できます。ここでは、ユーザー、ユーザーエイリアス、グループなどをオブジェクトと見なしています。選択したオブジェクトによって入力項目のエントリが変わることに注意してください。使用されるオブジェクトのリストは以下のとおりです。

オブジェクト	説明
User	ユーザーに関わるアクションを実行します。
User alias	ユーザーに関連付けられたエイリアス (代替メールアドレス) に関わるアクションを実行します。
Group	ユーザーグループに関わるアクションを実行します。
Organizational unit	組織部門に関わるアクションを実行します。
Member to group	ユーザーとグループの関係に関わるアクションを実行します。
Role assignment	ユーザーのロール割り当てに関わるアクションを実行します。このロールは管理者ロールと同義です。
Verification code	確認コードに関わるアクションを実行します。2段階認証が有効にされている場合、ユーザーは確認コードを使用してアカウントを回復できます。
App specific password	アプリ固有のパスワードに関わるアクションを実行します。アプリ固有のパスワードは、2段階認証を強制しないアプリやデバイスへのアクセスに使用されます。このパスワードはユーザーが生成できますが、デバイスの紛失やアプリの再プロビジョニングの際、管理者は Workato を使用してそのパスワードを無効にできます。
Access token	ユーザーの下にあるアプリケーションのアクセストークンに関わるアクションを実行します。
Mobile Device	ユーザーに関連付けられたモバイルデバイスに関わるアクションを実行します。
License	さまざまな Google 製品のライセンスに関わるアクションを実行します。

Workato で Google Workspace のアクションを使用する際は、使用したいオブジェクトを指定できます。