# Iterable

Iterable (opens new window) は、メール、プッシュ、SMS、アプリ内などのチャネルを横断して世界クラスのカスタマーエンゲージメントを促進するキャンペーンを作成、実行、最適化できる、圧倒的なデータの柔軟性を備えたグロースマーケティングプラットフォームです。

# Workato での Iterable への接続方法

コネクターは、API キー認証を使用して Workato を Iterable に接続します。

Iterable コネクションの設定

項目 説明
Connection name このコネクションに、わかりやすい名前を付けます。Workato では、同じアプリに対して複数のコネクションを作成し、各コネクションを個々のチームメイト専用にすることができます。
API key このアカウント用の API キーはこちらで生成します。

# API キーの生成

  1. Iterable にログインした後、上部ナビゲーションバーの [Integrations] タブに進み、ドロップダウンから API キーのオプションを選択します。

API キー設定への移動

  1. Workato コネクター用の新しい API キーを生成できるビューが表示されます。

API キー設定への移動

  1. 標準 API キーを生成して、意味のわかる名前を付けます。ここでは「Workato-demo」という名前を付けました。この設定を行った後は、コネクターに同じキーを指定すれば、正常に接続できるようになります。

# システム Webhook の生成

  1. Workato で Iterable コネクターに移動します。上部ナビゲーションバーで [Tools] を選択し、ドロップダウンから [Connector SDK] を選択します。

Workato コネクターに移動して Webhook URI を確認

  1. Workato ワークスペースにインストールしたカスタムコネクターのリストから、Iterable コネクターを見つけます。

Workato コネクターに移動して Webhook URI を確認

  1. [Source code] タブで、ページの一番下までスクロールしてデバッガーコンソールを見つけます。ここに、コネクターに固有の静的 Webhook URI が表示されています。静的 Webhook URI のリンクをコピーします。

Workato コネクターに移動して Webhook URI を確認

  1. Workato は、システム Webhook をサポートするほか、Iterable のカスタムと基本の Webhook もサポートします。Iterable に移動し、システム Webhook とワークフロー Webhook を設定します。
  1. エンドポイントを入力するよう求められたら、Iterable コネクターからコピーした静的 Webhook URI のリンクを指定します。認証は必要ありません。次回これらのイベントが Iterable でトリガーされたとき、Iterable トリガーでこれらの Webhook イベントを取得できます。

# トリガーとアクション

Iterable コネクターは、以下のトリガーとアクションをサポートしています。

トリガー アクション
New Object (新規オブジェクト) Add subscribers to list (リストへのサブスクライバの追加)
New workflow (新規ワークフロー) Bulk upsert users (ユーザーのバルクアップサート)
Create list (リストの作成)
Get user by email (メールアドレスに基づくユーザーの取得)
List channels (チャネルの列挙)
List project lists (プロジェクトリストの列挙)
Send sms (SMS の送信)
Track event (イベントの追跡)
Update user subscription (ユーザーサブスクリプションの更新)
Upsert user (ユーザーのアップサート)

# トリガー

Webhook URI を設定した後、システム Webhook とワークフロー Webhook の両方に対する Webhook トリガーを設定できるようになります。

# New Object (新規オブジェクト)

トリガー設定

新規オブジェクトトリガーを設定する際は、まずリッスンするイベントを選択します。登録されているシステム Webhook に対応するイベントが、Iterable UI で有効になっている必要があります。

# New Workflow (新規ワークフロー)

トリガー設定

新規ワークフロートリガーを設定する際は、作成した Webhook を呼び出すワークフロー ID を指定します。これはワークフローエディターの URL で確認できます。たとえば、URL が https://app.iterable.com/workflows/1234/edit (opens new window) ならば、ワークフロー ID は1234です。

# 予期される Webhook ペイロードの設定

すべてのトリガーに、予期される Webhook ペイロードを定義するためのスキーマデザイナーが提供されます。これらの項目を定義することで、ペイロードの属性を下流のアクションで使用できるようになります。出力項目を定義するには、以下の2つの方法があります。

トリガー設定

  • オプション1

出力スキーマを設定せずにレシピを開始し、トリガーにテストイベントを送信します。その後、ジョブレポート内のペイロードを使用して、予期されるペイロードの構造を確認します。

トリガー設定

このペイロードをコピーし、json ウィザードを使用してスキーマビルダーに貼り付けると、すべての項目が自動入力されます。

  • オプション2

項目を手動で定義します。項目内の名前は、json ペイロード内のキーと 完全に 一致している必要があります。

# アクション

Workato のアクションを使用して、Iterable のオブジェクトに関する情報を作成、更新、および取得できます。これらのアクションを使用して、ユーザー属性の追加や更新、リストへのユーザーの追加を行い、SMS を送信することもできます。Iterable コネクターの入力のほとんどは容易に理解できるもので、Iterable の標準項目の入力をリクエストします。

# データ項目の入力操作

Iterable コネクターの一部のアクションには、「Data fields」という入力項目があります。ここでは Iterable のオブジェクトを設定し、作成または更新できるほか、カスタム項目を操作することもできます。

アクション設定

Iterable のユーザーは、ユーザーの作成または更新時に作成/更新可能なカスタム属性を使用できます。たとえば、以下のユーザーには項目「new_field」と「test_field」があります。

アクション設定

「Data fields」という入力項目を使用して既存の項目の値を変更できるほか、新しい項目を追加することもできます。そのためには、まず更新する項目の名前を定義してから、下に表示される入力項目にデータを入力します。リクエスト本体のパラメータを定義する際は、定義される名前が完全に一致している必要があります。

アクション設定

この結果、以下のオブジェクトが作成されます。

アクション設定


Last updated: 2023/8/31 1:07:14