# JDBC - 選択アクション

# Select rows (行の選択)

このアクションを使用すると、WHERE 条件によって定義される特定の条件に基づいて行を選択できます。このアクションの出力として、WHERE 条件に一致する選択したテーブルの行が返されます。

Select rows アクション Select rows アクション

# Table

最初に、使用するテーブル/ビューを選択します。このためには、ピックリストからテーブルを選択するか、または入力をテキストモードに切り替えて完全なテーブル名を入力します。テーブル名の大文字と小文字が区別されるかは、接続先のデータベースに依存します。

# WHERE condition

次に、行をフィルタリングする WHERE 条件を指定します。この条件は、ID によって1つのレコードを絞り込むような、単純なものにできます。

ID = 123

または、この条件を使用して、1つ以上の列の値に基づいて複数の行を選択することもできます。

STATUS = 'closed' and PRIORITY = 1

サブクエリーを含む複雑な WHERE 条件を使用することもできます。詳細については、WHERE 条件に関するガイドを参照してください。

# Order by

このアクションから返される行は、 [Order by] 入力項目に基づいて並べ替えることができます。この項目を使用して、JDBC データベースの行のデフォルトの順序を変更できます。

並べ替えを行う各列の順序の方向を定義することもできます。以下の Order by 文は、昇順の priority に続いて、降順 (新しい順) の created_date で行を並べ替えます。

PRIORITY asc, CREATED_DATE desc

# Limit

この入力項目は、返される行の最大数を決定します。デフォルトの上限は100で、単一の Select rows アクションに対する最大行数は50,000行です。

# Offset

この入力項目は、結果セット全体から、特定の結果のページのみを取得するオプションを提供します。たとえば、選択した結果セットの最初の100行をスキップするには、この項目に 100 と入力します。デフォルトは 0 です。

# Select rows using custom SQL (カスタム SQL を使用した行の選択)

このアクションを使用すると、カスタム SQL クエリーに基づいて行を選択できます。クエリーから返される行は、このアクションの出力として返されます。

Select rows using custom SQL アクション Select rows using custom SQL アクション

# SQL

行を選択するために実行する SQL を指定します。ここで指定する SQL は、出力データツリーの生成に使用されます。出力データツリーを生成するため、SQL クエリーは指定時に一度実行されます。データピルをここにマッピングして、動的に変化する SQL 文を実行できます。データピルは必ず二重引用符 ('') で囲んでください。

この SQL では、LIMIT のような制限句を使用しないでください。これは、クエリーで返される行数の制限が、 [Limit] で定義される値に基づいているためです。独自の制限句を追加すると、このアクションは失敗します。

# Limit

この入力項目は、返される行の最大数を決定します。デフォルトの上限は100で、単一の Select rows using custom SQL アクションに対する最大行数は50,000行です。

この項目を空白のままにすると、LIMIT 100 の値が使用されます。


Last updated: 2023/8/31 1:07:14