# Snowflake - Run custom SQL (カスタム SQL の実行) アクション

# Run custom SQL (カスタム SQL の実行)

このアクションを使用すると、SQL 文字列を Snowflake インスタンスに送信して実行できます。これは、INSERTUPDATESELECT、および DELETE のようなデータ操作言語 (DML) 文や、CREATEALTER、および DROP のようなデータ定義言語 (DDL) コマンドを実行するために使用できます。

データパイプラインのユースケースには、COPY INTOPUT のような Snowflake 固有のコマンドもサポートされます。Snowflake SQL コマンドの完全なリストについては、こちら (opens new window)を参照してください。

このアクションは設定を容易にするように最適化されていません。列数の多い SELECT 文の場合は、代わりに Select rows using custom SQL アクションを使用してください。

Run custom SQL アクション Run custom SQL アクション

# 入力

入力項目 説明
SQL

この項目は必須です。実行する有効な SQL 文字列を入力します。この SQL 文字列は Snowflake インスタンス内で実行されます。

Snowflake では、1つの API 呼び出しで複数の SQL 文を処理することはできません。アクションごとに1つの SQL 文を使用してください。

データピルをここにマッピングして、動的に変化する SQL 文を実行できます。文字列値が想定される場合、データピルは必ず引用符 ('') で囲んでください。

Output fields

この入力を使用して、SQL 文から返されることが想定される列を記述します。

戻り値を想定していないか、戻り値が必要でない場合は、この入力項目を無視できます。

# 出力

入力項目 説明
Rows

SQL の実行により返された行のリストです。このリスト内の項目は、[Output fields] 入力項目により定義されます。

空白のままにすると、この行はデータツリー内で配列データピルとして利用できます。

Rows affected

SQL 文字列の実行により挿入/更新/削除された行数を示す整数値です。

SELECT 文を実行する場合は nil が返され、

DDL (テーブルの作成など) を実行する場合は値 0 が返されます。

# 制限事項

カスタム SQL 文がデータを返す際は、1000 行のサイズ制限が存在します。


Last updated: 2023/8/31 1:07:14