# アクション

すべてのコネクターでは、一連のアクションを利用できます。Workato では、コネクター以外にも、円グラフの作成や URL からのファイルの取得など、複数のツールを用意しています。

アクションは、次のタイプにグループ化できます。

Create,
Update,
Upsert (create or update),
Search,
Get,
Delete,
etc.

各アクションについて説明するために、ここでは Zendesk コネクターと Salesforce コネクターを使用します。これらのアクションをテストしたい場合は、こちら (opens new window)で Workato のレシピを確認し、ご自身の Workato アカウントにインストールしてください。

# Create (検索)

[Create object] アクションを実行すると、標準オブジェクトまたはカスタムオブジェクトを作成できます。Salesforce でアカウントを作成するには、少なくともアカウント名を入力する必要があります。

Create アクションにより、通常は新規作成されたオブジェクトの検索に使用できる ID が返されます。オブジェクト全体 (すべての項目を含む) が返される場合もあります。これは、アプリに接続するために使用される API によって異なります。

作成 Create アクション

# Update (更新)

[Update Object] アクションを実行すると、既存のオブジェクトを変更できます。このアクションに対しては、通常、更新するオブジェクトを一意に識別するデータを入力します。

この例では、Salesforce のアカウント ID を入力します。

Update アクションによって、更新するオブジェクトの ID またはオブジェクト全体 (すべての項目を含む) が返されます。

更新 Update アクション

このアクションは、オブジェクトを識別するのに役立つ一連のデータを指定することで、オブジェクトを検索するために使用します。

Search によって、指定した基準と一致するすべてのオブジェクトが返されます。

一致するオブジェクトが見つからない場合は、空のリストが返されます。検索によってエラーがスローされることはありません。これにより、検索の結果に応じた下流のアクションが失敗することになります。

検索 Search アクション

# Get (取得)

Get は Search に似ていますが、より対象が特定されます。取得では、渡されるオブジェクトを識別する一意の ID が必要です。オブジェクトが見つかった場合は、そのオブジェクトの詳細が返されます。

オブジェクトが見つからなかった場合は、エラーがスローされます。

Salesforce の場合、アカウントで取得アクションを使用するには、Salesforce のアカウント ID を入力する必要があります。

取得 Get アクション

# Upsert (アップサート)

Upsert とは、検索と、作成または更新の組み合わせです。Upsert では、まず検索を実行してオブジェクトが存在するかどうかが確認され、存在する場合はオブジェクトが更新され、存在しない場合は新しいオブジェクトが作成されます。

Salesforce の Upsert アクションを実行すると、オブジェクト ID に基づいてオブジェクトが検索され、存在しない場合はオブジェクトが作成され、存在する場合は入力項目の値でそのオブジェクトが更新されます。

アップサート Upsert アクション

# Delete (削除)

Delete アクションを実行すると、任意のオブジェクトを削除できます。このアクションに対しては、通常削除対象のオブジェクトを識別する ID を入力します。ただし、ほとんどのアプリは削除をサポートしていないため、Workato で削除を実行できる対象は限られています。

このアクションの性質上、データが永久に失われる可能性があるため、Workato レシピでこのアクションを使用する場合は慎重に、影響を十分理解した上で使用することを推奨します。

削除 Delete アクション


Last updated: 2023/8/31 1:07:14