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# Microsoft App Studio を使用した Enterprise Workbot の作成

Microsoft による App Studio のサポートの終了

2022年1月1日 をもって、Microsoft は App Studio のサポートを終了しました。Enterprise Workbot を作成するには、Microsoft Teams 開発者ポータルに関するガイドをご覧ください。このガイドは、参考用として引き続き掲載しているものです。

Enterprise Workbot を設定するには、以下が必要です。

  • Workato 内の要件 :

    • 以下に対するアクセス権 :
      • Workbot : アカウントに [Tools] > [Workbot] オプションが表示されない場合は、カスタマーサクセスマネージャーまでお問い合わせください。
      • カスタム OAuth プロファイル : アカウントに [Tools] > [Custom OAuth Profiles] オプションが表示されない場合は、カスタマーサクセスマネージャーまでお問い合わせください。
      • 以下を実行できる権限 :
      • Workbot の作成と設定
      • コネクションの作成と設定
      • カスタム OAuth プロファイルの作成と設定

  • Microsoft 組織内の以下のロールのいずれか1つ :

    • アプリケーション管理者
    • クラウドアプリケーション管理者
    • グローバル管理者
    • 特権ロール管理者

    Microsoft (opens new window) で自身に割り当てられているロールは、 [ユーザー] > (自身のユーザー名を選択) > [割り当てられている役割] で確認できます。

# ステップ1: Workato 内での Workbot の作成

1

Workato アカウントにサインインします。

2

[Tools] > [Workbot] に移動します。

3

[Custom bots] タブに続いて [+ New custom bot] をクリックします。

4

[Application] フィールドの [Workbot for Microsoft Teams] を選択します。

5

[Name] フィールドにボットの名前を入力します。

6

[Create new app] をクリックします。

このページは開いたままにしておいてください。ボットの設定に必要になります。

# ステップ2: Microsoft Teams アプリの作成

# ステップ2.1: Microsoft App Studio のインストール

注

App Studio をインストール済みの場合は、次のステップに進んでください。

1

Microsoft Teams アカウントにサインインします。

2

左側のナビゲーションメニューの3点リーダー (...) をクリックして、 App Studio を検索します。

3

App Studio をクリックしてインストールします。

# ステップ2.2: アプリの作成と設定

1

App Studio の [マニフェストエディター] タブに移動します。

2

[新しいアプリの作成] をクリックします。

3

表示されるページで、以下を入力します。

  • 短い名前 : ボットの略称です。例 : OpsBot

  • 完全名 : 任意。 ボットのフルネームです。例 : Opportunities Bot

  • App ID : [生成] をクリックしてアプリ ID を生成します。

    この情報を控えておいてください

    App ID は、すぐに参照できるようにしておいてください。Workato 側のボットの設定で必要になります。

  • パッケージ名 : 逆引きドメインフォーマットでパッケージ名を入力します。例 : com.workato.opsbot

  • バージョン : ボットのバージョンを入力します。新規ボットのバージョンは通常 1.0.0 です。

  • 短い説明 : ボットの簡単な説明を入力します。

  • 詳しい説明 : ボットの詳しい説明を入力します。 注 : [短い説明] と同じテキストを入力すると拒否されます。

  • Web サイト : https://www.workato.com を入力します。

  • プライバシーに関する声明 : https://www.workato.com/legal/privacy-policy を入力します。

  • 使用条件 : https://www.workato.com/legal/terms-of-service を入力します。

  • ブランド : アプリ独自のアイコンを使用することを推奨しますが、デフォルトの Workbot アイコンでも構いません。独自のアイコンを使用する場合、サイズが Microsoft の要件を満たしていることを確認してください。

    デフォルトの Workbot アイコンを使用する場合は、右クリックして以下を保存します。

    • フルカラー (192x192ピクセル) :

    • 透過輪郭 (32x32ピクセル) : 画像は空白で表示されますが、存在しています。アクセントカラーには #108921 を使用します。

# ステップ2.3: ボットへの個人タブの追加

このステップは任意です

ボットに個人タブを追加する必要がない場合は、次のステップに進んでください。

1

左側のナビゲーションバーで [機能] > [タブ] をクリックします。

2

[Add a personal tab] をクリックします。

3

表示されるウィンドウで、以下を入力します。

  • 名前 : Getting started を入力します。
  • エンティティ ID : gettingstarted を入力します。
  • コンテンツ URL : https://docs.workato.com/workbot-for-teams/getting-started.html を入力します。
  • Web サイトの URL : https://docs.workato.com/workbot-for-teams/getting-started.html を入力します。
4

[保存] をクリックします。

タブを追加したページは以下のように表示されます。

# ステップ2.4: ボットの資格情報の取得

# ステップ2.4.1: クライアント ID の取得

1

左側のナビゲーションバーで [機能] > [ボット] をクリックします。

2

[設定] をクリックします。

3

ボットに名前を付けます。例 : OpsBot

4

[スコープ] から、以下を選択します。

  • 個人
  • チーム
  • グループチャット

ボットの作成が完了したら、ボット名の下に表示される ボット ID を控えておいてください。このボット ID はボットのクライアント ID として使用するので、すぐに参照できるようにしておいてください。Workato 側の設定で必要になります。

# ステップ2.4.2: クライアントシークレットの取得

[アプリパスワード] の [新しいパスワードを生成] を選択します。

このパスワードはボットのクライアントシークレットとして使用するので、すぐに参照できるようにしておいてください。Workato 側の設定で必要になります。

# ステップ3: アプリと接続するための Workato の設定

1

ステップ 1の Workato のページに戻ります。

2

ステップ3 では、以下のフィールドに入力します。

3

[保存] をクリックします。

4

[Step 4] のセクションを展開して、ボットのエンドポイントアドレスをコピーします。これは以下のような形式になります。

https://app.workato.com/skype_webhooks/event?coak_id=42

このアドレスは、すぐに参照できるようにしておいてください。次の手順で必要になります。

# ステップ4: Workato と接続するためのアプリの設定

# ステップ4.1: ボットのエンドポイントアドレスの設定

1

Microsoft Teams App Studio に戻ります。

2

[マニフェストエディター] > (自身のボット) > [機能] > [ボット] に移動します。

3

[メッセージングエンドポイント] セクションの [Bot endpoint address] フィールドに、前のセクションで取得した ボットのエンドポイントアドレス を貼り付けます。

# ステップ4.2: Workato のドメインの許可リストへの追加

1

左側のナビゲーションバーで、 [完了] > [Domains and permissions] に移動します。

2

[有効なドメインを入力] フィールドに *.workato.com を入力します。

3

[追加] をクリックします。ドメインが [Additional valid domains] セクションに追加されます。

# ステップ4.3: ボットのマニフェストのダウンロード

1

左側のナビゲーションバーで、 [完了] > [Test and distribute] に移動します。

2

ページの右側にエラーが表示されている場合は、先へ進む前に解決してください。 解決せずに進むと、アプリパッケージ (別名マニフェスト) のインストール時またはダウンロード時に問題が発生することがあります。これらの問題は通常、 [詳細] > [アプリの詳細] または [機能] > [ボット] のフィールドに関係しています。

エラーが解決されたら、次のステップに進みます。

3

[ダウンロード] をクリックします。アプリのマニフェストは、デフォルトのダウンロードフォルダーにダウンロードされます。ファイルの場所を控えておいてください。次のステップで必要になります。

# ステップ4.4: アプリストアへのマニフェストのアップロード

1

ブラウザの新規タブを開いて、Microsoft Teams の管理センター (opens new window)に移動します。

2

左側のナビゲーションバーで [Teams のアプリ] > [アプリを管理] に移動します。

3

アプリの表で [+ アップロード] をクリックします。

4

前のセクションでダウンロードしたマニフェストファイルを選択してアップロードします。これにより、ボットが Microsoft のテナントアプリカタログにアップロードされます。

# ステップ4.5: チーム/チャネルへのボットの追加

1

Microsoft のテナントアプリカタログ に移動します。

2

[Build for (自身の名前)] セクションで、自身のアプリを見つけて選択します。アプリが表示されない場合は、Microsoft Teams からサインアウトして、再度サインインします。

3

[追加] ボタンの横にある矢印をクリックして、 [Add to team] を選択します。

4

チームまたはチャネルの名前を入力します。

# ステップ4.6: 認証リダイレクト URL の設定

1

Azure ポータル (opens new window)に移動します。

2

検索バーに、App Registration と入力して結果を選択します。

3

表示されるページで、自身のボットをクリックします。

4

左側のナビゲーションバーの [認証] をクリックします。

5

[Platform configurations] の [+Add a platform/Web] をクリックします。

6

[リダイレクト URI] セクションに、以下の URI を追加します。

  • https://www.workato.com/auth/skype/callback
  • https://www.workato.com/users/auth/skype
  • https://www.workato.com/oauth/callback
7

ページ上部近くにある [保存] をクリックします。

# ステップ5: Workbot のコネクションの確立

1

Workato アカウントでブラウザのタブを開きます。

2

[Connections] (opens new window) に移動します。

3

[Create connection] をクリックします。

4

アプリのリストから、 Workbot for Microsoft Teams を検索してクリックします。

5

以下の項目に入力します。

  • Connection name : コネクションの名前を入力します。
  • Location : コネクションを保存するフォルダーを選択します。
  • Advanced settings : [API Scope(s)] で、ボットが使用する API スコープを選択します。デフォルトでは、User.Read、User.Read.All、Group.Read.All が要求されます。
  • Custom OAuth profile : ボットが使用するカスタム OAuth プロファイルを選択します。

6

[Connect] をクリックします。Microsoft Teams の認証を求めるプロンプトが表示されます。

7

認証を実行し、プロンプトが表示されたらボットの権限を承認します。

# トラブルシューティング

アプリの追加時または認証時に権限の問題が発生する場合は、Microsoft Teams 管理センター (opens new window)の以下の設定を確認してください。

# 組織全体のアプリ設定

1

[Teams のアプリ] > [アプリを管理] に移動します。

2

[組織全体のアプリ設定] をクリックします。

3

[サードパーティ製アプリ] の下の [Teams でサードパーティ製アプリを許可する] が オン に設定されていることを確認します。

4

[カスタムアプリ] の下の [カスタムアプリとの相互作用を許可する] が オン に設定されていることを確認します。

5

[保存] をクリックします。

# アクセス許可ポリシー

1

[Teams のアプリ] > [アクセス許可ポリシー] に移動します。

2

組織全体のポリシーを選択します。

3

[サードパーティ製アプリ] の下の [すべてのアプリを許可] が設定されているか、自身のアプリが許可されていることを確認します。

4

[カスタムアプリ] の下の [すべてのアプリを許可] が設定されているか、自身のアプリが許可されていることを確認します。

5

[保存] をクリックします。

# セットアップポリシー

1

[Teams のアプリ] > [セットアップポリシー] に移動します。

2

組織全体のポリシーを選択します。

3

[カスタムアプリをアップロード] が オン に設定されていることを確認します。


Last updated: 2023/8/31 1:07:14

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