# プロアクティブメッセージ
Workbot for Microsoft Teams は、事前のやり取りなしで、どのユーザーにでもメッセージを送信できます。これにより、Salesforce での新規の商談など、Microsoft Teams 外でのイベントによりトリガーされるワークフローを作成できます。
前の Get user info アクションの出力から取得したユーザー ID データピルを使用したメッセージの投稿
# ユーザーへのプロアクティブメッセージの送信方法
ユーザーにプロアクティブメッセージを送信するには、 Get user info by User Principal Name アクションに続いて Post message (または Post simple message ) アクションを使用します。
No. | ステップ | 説明 |
---|---|---|
1 | ユーザー ID を取得する | Get user info by User Principal Name アクションを使用してユーザー ID を取得します。 |
2 | ユーザー ID をメッセージ受信者として設定する |
次に、[Message recipient] 項目でユーザー ID データピルを指定して、Post message または Post simple message アクションを使用します。 |
# 動作の仕組み
ユーザーにプロアクティブメッセージを送信するために、Workbot がパーソナルスコープ内のユーザーにインストールされます。このインストールイベントから、Workato はユーザーと Workbot 間の 会話 ID を取得し、キャッシュに入れます。これ以降、Workbot はこの 会話 ID を使用してユーザーにダイレクトメッセージを送信できるようになります。
# 制限事項
ユーザーに送信される最初のプロアクティブメッセージには、それ以降のメッセージよりも大幅に時間がかかることがあります。これは、Workbot がインストールされ、続いて 会話 ID が取得されるためです。新しいボットユーザーの会話 ID がキャッシュに入れられると、それ以降のプロアクティブメッセージは通常通り投稿できるようになります。
ループ内での初めてのユーザーへのプロアクティブメッセージの送信
ループ内からユーザーに初めてプロアクティブメッセージを送信する際には注意が必要です。ユーザーごとに最長で10秒かかることがあります。初めてのメッセージ (新しいユーザーへの) は一度に10個以上送信しないことをお勧めします。
Last updated: 2024/2/22 23:17:11