# JDBC - Run custom SQL (カスタム SQL の実行) アクション

# Run custom SQL

このアクションを使用すると、SQL 文字列を JDBC ソースに送信して実行できます。これは、INSERTUPDATESELECT、および DELETE のようなデータ操作言語 (DML) 文や、CREATEALTER、および DROP のようなデータ定義言語 (DDL) コマンドを実行するために使用できます。

Select rows using custom SQL とは異なり、このアクションは設定を容易にするように最適化されていません。列数が多い SELECT 文の場合は、代わりにそちらのアクションを使用してください。

このアクションには、バージョン2.4.3以降の OPA を使用するコネクションが必要です。

Run custom SQL アクション Run custom SQL アクション

# 入力項目

入力項目 説明
SQL

この項目は必須です。実行する有効な SQL 文字列を入力します。この SQL 文字列は JDBC ソース内で実行されます。

複数の SQL 文を入力した場合は、それらすべてが実行されますが、返されるのは最後に入力した文の結果のみです。各文は必ず ; 文字で区切ってください。

データピルをここにマッピングして、動的に変化する SQL 文を実行できます。データピルは必ず二重引用符 ('') で囲んでください。

Output fields

この入力を使用して、SQL 文から返されることが想定される列を記述します。

戻り値を想定していないか、戻り値が必要でない場合は、この入力項目を無視できます。

# 出力項目

入力項目 説明
Rows

SQL の実行により返された行のリストです。このリスト内の項目は、[Output fields] 入力項目により定義されます。

空白のままにすると、この行はデータツリー内で配列データピルとして利用できます。

Rows affected

SQL 文字列の実行により挿入/更新/削除された行数を示す整数値です。

SELECT 文を実行する場合は nil が返され、

DDL (テーブルの作成など) を実行する場合は値 0 が返されます。

# 制限事項

カスタム SQL 文がデータを返す際は、50000 行のサイズ制限が存在します。


Last updated: 2023/8/31 1:07:14