# レシピファンクション - レシピファンクションの非同期呼び出し

このアクションは、レシピファンクションを呼び出した後、直ちにレシピの次のステップに進みます。非同期呼び出しは、後続のステップがレシピファンクションのワークフローの結果に依存しない場合に便利です。

長い非同期呼び出しの後に後続のステップが実行されるワークフローでは、非同期呼び出しの待機アクションを使用して、すべての非同期呼び出しの処理が完了するまで待機するようにします。


# 要件

このアクションを使用するには、レシピファンクションが必要です。これはレシピファンクション - ファンクションの新規呼び出しトリガーを使用するレシピであり、他のレシピから呼び出すことができます。


# 制限事項

このアクションを使用する際は、次の点に注意してください。

  • 呼び出しが順番に実行されるとは限りません。 ステップを順番に呼び出す必要があるワークフローでは、レシピファンクション - レシピファンクションの同期呼び出しアクションを使用します。

  • このアクションでは result 出力が生成されません。 非同期呼び出しはレスポンスを待機しないため、このアクションでは result データが出力されません。

    非同期で呼び出されるレシピファンクションからのデータが必要なワークフローでは、回避策として Lookup table アクションを使用できます。

    回避策はこちらで確認できます。
    1

    以下を格納する列を持つ新しい Lookup table をアカウントに作成します。

    • レシピ ID
    • ジョブ ID
    • 親レシピに渡すデータ
    2

    レシピファンクション で以下を実行します。

    1
    2

    ステップ1で作成した Lookup table を選択します。

    3

    レシピ ID、ジョブ ID、親レシピに渡すデータを Lookup table に格納するアクションを設定します。

    このレシピファンクションは以下のようになります。

    Lookup table のステップを使用するレシピファンクション

    3

    親レシピ で以下を実行します。

    1

    レシピファンクションの非同期呼び出しアクション のステップを追加し、レシピファンクションを呼び出すように設定します。

    2

    非同期呼び出しの待機アクションのステップを追加し、レシピファンクションが終了するまで待機するように設定します。

    3

    Lookup table のエントリの検索アクションのステップを追加し、レシピファンクションによって追加されたエントリを取得するように設定します。

    この親レシピは以下のようになります。

    親レシピ


# 入力

項目 説明
Recipe function ワークスペースのレシピファンクションの一覧から選択します。
Recipe input 選択したレシピファンクションの入力スキーマに定義されている項目です。
Connection overrides 選択したレシピファンクションで Runtime User Connections 設定が有効な場合にのみ使用できます。

レシピ実行時に使用するコネクションの名前または ID を指定します。詳細については、こちらを参照してください。

# 出力

項目 説明
Job reference ジョブの参照 ID です。注意: ジョブ ID ではありません。
Job URL 作成したジョブの URL です。


Last updated: 2023/8/31 1:07:14