# Workday RaaS

Workday Reports-as-a-Service (RaaS) は、レポートを Web サービスとして公開する機能です。Web サービスを有効にするには、これらのレポートを Advanced タイプのレポートとして設定する必要があります。

# カスタムレポートの設定

カスタムレポート (Advanced タイプ) は、プログラムで使用する Web サービスとして公開できます。Workato はこの Web サービスを使用して、レポートの実行を自動化したり、Workday のレポートデータを他のアプリケーションに統合したりします。

# レポートの URL の確認方法

[Actions] > [Web Service] > [View URLs] から URL を確認します。

RaaS URL の表示 レポートの URL の表示

JSON を右クリックし、[Copy URL] を選択します。

RaaS JSON URL RaaS JSON URL のコピー

JSON エンドポイントの例

https://wd2-impl-services1.workday.com/ccx/service/customreport2/workato/workato/Investors?format=json&Worker_Type!WID=d588c41a446c11de98360015c5e6daf6&Base_Pay=0

# フィルターパラメータ

プロンプトはリクエストパラメータのように動作します。UI には、実際のレポートを生成する前の入力項目として表示されます。

RaaS プロンプト Workday UI の RaaS プロンプト

REST エンドポイントとして、これらのプロンプトはリクエストパラメータとして渡されます。そのためには、レポートタイプとプロンプトを設定する必要があります。プロンプトのフィルターを定義することもできます。

# レポートタイプ

Advanced タイプになっていない場合は切り替えます。RaaS で使用できるのは、Advanced カスタムレポートのみです。

RaaS の Advanced への変更 Advanced レポートの使用

# プロンプトの追加

Web サービス対応レポートに必要なすべてのデフォルトのプロンプトを追加します。必要に応じてプロンプトを追加します。

RaaS プロンプトの追加 RaaS プロンプトの追加

この例では、「Base Pay」が「Prompt #1」として [Prompt Qualifier] に割り当てられ、フィルターで使用されます。

# フィルターの追加

ロジックを適用してプロンプトの値をフィルタリングします。

プロンプトの値を使用して、レポートの列の値と比較します。たとえば、プロンプトのパラメータ「Base Pay」を「Prompt #1」として割り当てます。

RaaS フィルターの追加 RaaS フィルターの追加

レポートの生成時に「Base Pay」パラメータが確認されます。値が指定されている場合、指定された値よりも大きい「Base Pay」を持つレコードのみがレポートに含まれます。


Last updated: 2023/8/31 1:07:14