# データのマスキング

Workato のジョブレポートには、すべてのレシピステップで入出力されるデータが保存されます。ユースケースによっては、たとえば従業員の SSN (社会保障番号) や誕生日など、Workato アカウントの管理者に見せるべきではない機密情報が使用されている場合があります。

データマスキングを使用すると、トリガーとステップのレベルでデータ表示を無効にすることができます。つまり、すべてのステップでジョブレポートのデータ表示を制御できます。

データマスキングは、特定のユーザーだけが利用できます。詳細については、カスタマーサクセスマネージャーまでお問い合わせください。

# データマスキングとデータ保存

# トリガーとアクションステップ

トリガーまたはアクションステップがマスキングされた場合、入出力データは Workato で 保存されません。

また画面表示では、Input タブと Output タブにデータが表示されません。

ただし、トリガーイベントのデータは Workato で保存され、ジョブの繰り返しに使用されます。トリガーイベントのデータは、トリガーやステップの入出力データなどジョブの詳細データとは異なり、ジョブの繰り返しに必要な情報を表します。

# データマスキングの有効化

レシピステップごとにデータをマスキングできます。マスキングすると、入力データと出力データの両方がジョブレポートで表示されないようになります。このデータのジョブレポートでの表示を無効にするには、各レシピステップの [Comment] セクションの下にある [Enable data masking] 項目にチェックを入れる必要があります。

以下の例では、 Salesforce New/Updated Account トリガーでデータマスキングを有効にしています。

データマスキングの有効化 データマスキングの有効化。サンプルレシピ (opens new window)

以下は、データマスキング前のジョブレポートです。

マスキング前のジョブの詳細 マスキング前のジョブの詳細。サンプルレシピ (opens new window)

以下は、データマスキング後のジョブレポートです。

マスキング後のジョブの詳細 マスキング後のジョブの詳細。サンプルレシピ (opens new window)


Last updated: 2023/8/31 1:07:14