# 固定リストと動的リスト
# アクションでのリストデータピルの使用
一部のアクションは入力としてリストを受け付けます (Salesforce の一括挿入アクションと一括更新アクション、会計アプリの仕訳作成アクション、ERP アプリの販売注文作成アクションなど)。
リストを入力とするアクションには [Source list] という入力フィールドがあり、リストピルだけを指定することができます。リストデータピルは、線を積み重ねたアイコンで表示されます。このリスト入力フィールドを選択すると、データツリーにはリストピルのみが示されます。
Lines オブジェクトが Salesforce の Contacts 入力ソースリストにマッピングされている
リストを入力とするアクションでは、選択できる入力モードは、Fixed list
(固定リスト) と Dynamic list
(動的リスト) になります。省略記号アイコンをクリックして、入力モードを選択します。
入力モードの選択
# 動的リスト
アクションにより、リストの全項目について動的に反復してすべての行の値を読み込む場合は、「動的リスト」を使用します。たとえば、10行からなる CSV ファイルの場合、動的リストは、すべての行を反復し、各行のデータを使用して Salesforce に10件の新しいレコードを作成します。
動的リストを選択した場合、最初にマッピングされるフィールドは、[Source list] フィールドになり、リストデータピルだけを受け付けます。このリストデータピルを使用することで、ソースアプリケーションのオブジェクトリストから直接読み込みが行われます。その後、リストピル内でネストされたピルを使用し、下位のフィールドがマッピングされます。
以下の例では、Dropbox にアップロードされた CSV ファイルからソースリストを取得し、CSV ファイルの各行のデータを使用して、Salesforce の Opportunity レコードを一括作成します。CSV のすべての行を反復し、各行から製品コードや製品説明などの列の値を読み込みます。こうして、CSV ファイルの各行から、Salesforce で作成される Opportunity レコードごとのデータを取得できます。
行リストオブジェクトが Salesforce の Products 入力ソースリストにマッピングされている
# 固定リスト
これに対して、リストを動的に反復する必要のない、項目数が固定されたリストを入力とする場合は、「固定リスト」を使用します。この場合、各項目は、1つずつ追加されます。
入力モードの選択
リストの項目総数とその内容がレシピのジョブ全体にわたって同一であることが必要な場合は、この入力モードを使用します。固定リストを選択した場合、リストの各項目を1つずつ追加してマッピングする必要があります。
アカウントプロパティまたは Lookup table からの静的な値を使用して、固定リストに入力することができます。
固定リストへの静的な値の入力
Last updated: 2023/8/31 1:07:14