# 共有コネクター

共有コネクターとは、Embedded 管理コンソールからすべての顧客アカウントにのみ共有されるカスタムコネクターです。これを使用することで、パートナーは顧客コミュニティが必要とするバージョンのコネクターを作成して管理できるので、所要時間を短縮しつつ、コネクターの機能をより詳細に制御できるようになります。

また、Embedded パートナーは共有コネクター機能を利用して、カスタムコネクターでプライベート API が必要になる場合に、その使用を顧客にのみ制限することもできます。

共有コネクター 管理コンソールの共有コネクタータブ

# コネクターの作成


コネクターを共有可能にする前に、カスタムコネクター (SDK コネクター) を管理者アカウントで作成します。Workato は、一連のトリガーアクションを通して単一のアプリケーションとやり取りするためにカスタムコネクターを使用します。

SDK 上に作成されたコネクターは、デフォルトでプライベートです。これはコネクターがその所有者のみに表示され、所有者のみが使用できることを意味します。コネクターは、まず管理者アカウントでカスタムコネクターとして作成してから、 共有コネクター として共有します。

コネクターの作成を開始するには、SDK 開発者プログラムのドキュメントを参照してください。

# コネクターの共有

コネクターを作成してテストすると、顧客コミュニティにリリースできるようになります。[Admin console] > [Shared connectors] タブに移動すると、すべての共有コネクターを管理できます。共有したいバージョンのコネクターをリリースするように注意してください。

共有コネクター 共有するコネクターを選ぶ

[Share connector] を選択してから、リストから共有するカスタムコネクターとそのバージョンを選びます。すると、そのコネクターが全顧客アカウントに共有されます。

共有されたコネクターは、顧客がレシピエディターで選択するだけでレシピ内で使用できるようになります。そして、Workato のグローバルコネクターと同様に機能します。インストールの作業は不要で、全顧客アカウントでグローバルコネクターと同様に動作します。

顧客はこのコネクターを自分のレシピ内で使用できますが、ソースコードの閲覧と編集はできません。また、これらのコネクターは顧客の [Custom connectors] ツールのページに表示されることもありません。

# バージョン管理

パートナーは、コネクターの1つのバージョンを全顧客に共有したまま、そのコネクターの開発を続けることができます。開発とテストのサイクルを終えたら、Embedded パートナーはそのコネクターの最新バージョンをリリースできます。

共有コネクター 共有するコネクターを選ぶ

共有コネクターの新しいバージョンがリリースされると、パートナーに新しいバージョンへの更新を求めるプロンプトが表示されるようになります。更新するには、[Update version] を選択して、リリース済みバージョンのリストから選ぶだけです。

また、各共有コネクターのオーバーフローメニューをクリックし、[Switch shared version] をクリックして、以前のバージョンに戻すこともできます。

# 共有コネクターのエクスポート

カスタムコネクターを含む管理者アカウントを使用して、顧客アカウントとの間だけでなく、顧客以外のアカウントとの間でも、エクスポートとインポートを実行できます。カスタムコネクターを含むパッケージをインポートする際の動作については、このガイドの後半で説明します。

# 顧客アカウントへのエクスポート

コネクターが共有コネクターとして顧客アカウントと共有されている場合、顧客アカウントでは常に自動的に共有コネクターとして識別されます。この場合、エクスポート処理の際にコネクターをパッケージに含めないでください。

共有コネクター 共有するコネクターを選ぶ

エクスポート処理中に、コネクターが既にインポート先のアカウントと共有されている場合、コネクターを削除するように求める上の画像のような警告が表示されます。このスクリーンショットでは、SimpleTexting というカスタムコネクターが、パッケージの作成に使用されるマニフェストから削除されることにも注意してください。インポートが終わると、管理者アカウントの共有コネクターのページでパートナーが共有しているバージョンが、レシピで使用されるようになります。

# 他のアカウントへのインポート

コネクターを顧客アカウント外の他の環境にインポートする場合、カスタムコネクターをマニフェストとパッケージに含める必要があります。インポート時に、他のアカウントにまだ存在しない場合はパッケージ化されたコネクターがインストールされ、既に存在する場合はそのコネクターが更新されます。

# 共有コネクターの削除

これは、回復不可能な操作であり、選択されたコネクターを、顧客が見つけて使用することはできなくなります。このコネクターを使用している顧客レシピは機能しなくなります。影響を受けるすべてのレシピが停止されることを確認したうえで、コネクターを削除してください。


Last updated: 2024/1/12 16:26:53