# コマンド応答の作成

Slack でユーザーに応答するには、 Post command reply または Post message アクションを使用します。コマンドによりクエリーされたデータを返すか、コマンドが成功したかどうかを示すメッセージをユーザーに返すように、Workbot を設定できます。サンプルユースケースについては、以下の図を参照してください。

Workbot のコマンドトリガーとコマンド応答の図 コマンド応答の例

このページでは、初めての Workbot として、GitHub で課題を作成する (opens new window) Workbot の構築方法の後半について説明します。まだ実行していない場合は、New command トリガーの設定手順を実行してください。

# ステップ2 : Post command reply アクションを設定する

以下の手順では、GitHub アクション出力からのデータピルで Post command reply アクションを設定します。

  1. GitHub アクションの下で、クリックして新しいアクションを追加します。[Workbot for Slack] > [Post command reply] の順に選択します。
  2. 確立済みのコネクションを選択します。
  3. [Message text] 項目に、Workbot がこの応答で使用するメッセージを次のように入力します。課題 Number が作成されました。
    GitHub アクション出力からの Number データピルを使用します。
  4. [Message attachment] オプションを展開し、以下のテキストとデータピルでこれらの項目を設定します。
    • Title : 課題の名称 Title
    • Title link : URL
    • Attachment text : 説明 Body
      担当者 Username
    • Attachment color : [Good] を選択します。
      これにより、メッセージの左側の垂直バーが緑色に設定されます。
  5. [Save] をクリックします。

[Message attachment] の各項目は以下のようになります。項目を展開した [Message attachment]

Slack ではメッセージは以下のように表示されます。コマンド応答の説明

# コマンドのテスト

コマンドをテストするには、レシピを開始し、Workbot がインストールされている Slack ワークスペースを開きます。

  1. Slack で Workbot にダイレクトメッセージを送信し、github create issue と入力します。
    以下のスクリーンショットに示すように、Workbot は Enter issue: と応答します。 GitHub の課題の作成
  2. 課題のタイトルを入力します。
    以下のスクリーンショットに示すように、Workbot は Enter description と応答します。 Github enter description
  3. 課題の説明を入力します。
    Workbot は Enter assignee: と応答します。 GitHub enter assignee
  4. 名前を入力します。
    Workbot は入力された情報を使用して、GitHub で新しい課題を作成し、確認メッセージを返します。確認メッセージの例については、以下のスクリーンショットを参照してください。 GitHub のコマンド応答

# 次のステップ

添付ファイルフィールド画像ボタン、およびメッセージメニューを含めることにより、コマンド応答をさらにインタラクティブにできます。詳細については、Workbot インターフェースの設計を参照してください。

このほかに、Workbot によってユーザーコミュニティのタスクがどのように自動化されたかについては、コミュニティレシピ (opens new window)を参照してください。


Last updated: 2023/8/31 1:07:14