# コマンド応答の作成
Slack でユーザーに応答するには、 Post command reply または Post message アクションを使用します。コマンドによりクエリーされたデータを返すか、コマンドが成功したかどうかを示すメッセージをユーザーに返すように、Workbot を設定できます。サンプルユースケースについては、以下の図を参照してください。
コマンド応答の例
このページでは、初めての Workbot として、GitHub で課題を作成する (opens new window) Workbot の構築方法の後半について説明します。まだ実行していない場合は、New command トリガーの設定手順を実行してください。
# ステップ2 : Post command reply アクションを設定する
以下の手順では、GitHub アクション出力からのデータピルで Post command reply アクションを設定します。
- GitHub アクションの下で、クリックして新しいアクションを追加します。[Workbot for Slack] > [Post command reply] の順に選択します。
- 確立済みのコネクションを選択します。
- [Message text] 項目に、Workbot がこの応答で使用するメッセージを次のように入力します。課題
Numberが作成されました。
GitHub アクション出力からのNumberデータピルを使用します。 - [Message attachment] オプションを展開し、以下のテキストとデータピルでこれらの項目を設定します。
- Title : 課題の名称
Title - Title link :
URL - Attachment text : 説明
Body
担当者Username - Attachment color : [Good] を選択します。
これにより、メッセージの左側の垂直バーが緑色に設定されます。
- Title : 課題の名称
- [Save] をクリックします。
[Message attachment] の各項目は以下のようになります。![項目を展開した [Message attachment]](/assets/img/message-format-expanded-with-fields-1.2e03264c.png)
Slack ではメッセージは以下のように表示されます。
# コマンドのテスト
コマンドをテストするには、レシピを開始し、Workbot がインストールされている Slack ワークスペースを開きます。
- Slack で Workbot にダイレクトメッセージを送信し、
github create issueと入力します。
以下のスクリーンショットに示すように、Workbot はEnter issue:と応答します。
- 課題のタイトルを入力します。
以下のスクリーンショットに示すように、Workbot はEnter descriptionと応答します。
- 課題の説明を入力します。
Workbot はEnter assignee:と応答します。
- 名前を入力します。
Workbot は入力された情報を使用して、GitHub で新しい課題を作成し、確認メッセージを返します。確認メッセージの例については、以下のスクリーンショットを参照してください。
# 次のステップ
添付ファイルフィールド、画像、ボタン、およびメッセージメニューを含めることにより、コマンド応答をさらにインタラクティブにできます。詳細については、Workbot インターフェースの設計を参照してください。
このほかに、Workbot によってユーザーコミュニティのタスクがどのように自動化されたかについては、コミュニティレシピ (opens new window)を参照してください。
Last updated: 2023/8/31 1:07:14