# Oracle - Run custom SQL (カスタム SQL の実行) アクション
# Run custom SQL
このアクションを使用すると、SQL 文字列を Oracle データベースに送信して実行できます。これは、INSERT
、UPDATE
、SELECT
、および DELETE
のようなデータ操作言語 (DML) 文や、CREATE
、ALTER
、および DROP
のようなデータ定義言語 (DDL) コマンドを実行するために使用できます。
Select rows using custom SQL とは異なり、このアクションは設定を容易にするよう最適化されていません。列数が多い SELECT
文の場合は、代わりにそちらのアクションを使用してください。カスタム SQL を使用することは、レシピを効率化し、Workato とデータベース間で負荷を分散するのに優れた方法です。カスタム SQL を使用してレシピを効率化する方法の詳細については、ベストプラクティスのセクションをご覧ください。
このアクションには、OPA バージョン2.4.3以降を使用するコネクションが必要です。
Run custom SQL アクション
# 入力項目
入力項目 | 説明 |
---|---|
SQL | この項目は必須です。実行する有効な SQL 文字列を入力します。この SQL 文字列は Oracle データベース内で実行されます。 複数の SQL 文が入力された場合は、それらすべてが実行されます。ただし、最後に入力された文の結果のみが返されます。各文は必ず データピルをここにマッピングして、動的に変化する SQL 文を実行できます。データピルは必ず一重引用符 ( |
Output fields | この入力を使用して、SQL 文から期待される列を記述します。 返り値を期待していないか、必要でない場合、この入力項目は無視できます。 |
# 出力項目
出力項目 | 説明 |
---|---|
Rows | SQL の実行により返される行のリスト。このリスト内の項目は、入力項目にある [Output fields] で定義されます。 空白のままにすると、この行はデータツリー内で配列データピルとして利用できます。 |
Rows affected | これは、SQL 文字列から挿入/更新/削除される行数を示す整数値です。
DDL (テーブルの作成など) を実行すると、値 |
# 制限事項
カスタム SQL 文がデータを返す際は、1000
行のサイズ制限が存在します。
Last updated: 2023/8/31 1:07:14