# Oracle - Upsert (アップサート) アクション

Workato では、バッチ行および単一行の両方の Upsert アクションを提供します。これにより、レシピに必要なアクションを選択し、ビジネスニーズを満たす上で柔軟性を得ることができます。バッチ行または単一行のどちらの Upsert アクションを使用するかについてのベストプラクティスや、Insert、Update、または Upsert のそれぞれを使用するタイミングについての記事を参照してください。

# Upsert rows (行のアップサート)

このアクションは、選択したテーブルに単一の行をアップサートします。

Upsert row アクション Upsert rows アクション

# Table

まず、行をアップサートするテーブルを選択します。このためには、ピックリストからテーブルを選択するか、入力項目をテキストモードに切り替えて完全なテーブル名を入力します。

# Columns

その後、選択されたテーブル内の列が入力項目としてここに表示されます。出力データツリーの必要な項目をここにマッピングして、前のトリガーまたはアクションからのデータを行にアップサートする必要があります。

# Primary key

プライマリキーの値は、Oracle データベースで更新または挿入が実行されるかどうかを決定するために使用されます。プライマリキーに指定された一連の値がテーブルに存在する場合、行は指定された値で更新されます。プライマリキーの値を持つ行が存在しない場合は、指定された値で新しい行が挿入されます。

# Upsert batch of rows (行のバッチのアップサート)

このアクションを使用すると、一度のアクションで1行ではなく、複数の行をアップサートできます。これにより、1つのアプリから多数のレコードを Oracle に移動させる場合に、スループットを高めることができます。レシピの構造とデータの量によりますが、このアクションによって統合にかかる時間を100分の1に短縮できます。

Upsert batch of rows アクション Upsert batch of rows アクション

# Table

単一行のアップサートアクションと同様に、まずターゲットのテーブルを選択する必要があります。

# Rows source list

Upsert row アクション (単一行を処理) とは異なり、このアクションでは行のバッチを処理します。そのため、入力する次のデータピルは、テーブルに挿入する行のバッチのソースです。これは、リストデータピルを出力する任意のトリガーまたはアクションから供給できます。

データツリーからのリストデータピル データツリーからのリストデータピル

この項目にリストデータピルをマッピングしない場合、このアクションは1行のみをアップサートし、 Upsert row アクションのように動作します。

# Columns

最後に、出力データツリーの必要な項目をここにマッピングして、前のトリガーまたはアクションからのデータを行にアップサートする必要があります。ここで各列にマッピングされるデータピルは、先に使用したソースのリストデータピルからのものである必要があります。このソースリストデータピル以外とマッピングされたデータピルは反復されません (このようなマッピングはすべての行に対して定数値となります)。

Upsert row アクションと同様に、指定されるプライマリキーの値が、各行での更新または作成を識別するために使用されます。

バッチの操作の詳細については、リスト管理に関するガイドを参照してください。


Last updated: 2023/8/31 1:07:14