# Oracle - Update (更新) アクション
Workato では、バッチ行および単一行の両方の Update アクションを提供します。これにより、レシピに必要なアクションを選択し、ビジネスニーズを満たす上で柔軟性を得ることができます。バッチ行または単一行のどちらの Insert アクションを使用するかについてのベストプラクティスや、Insert、Update、または Upsert のそれぞれを使用するタイミングについての記事を参照してください。
# Update rows (行の更新)
このアクションは、1つまたは複数の行を1セットの値で更新します。更新を実行する行を選択するために、WHERE
条件が使用されます。
Update rows アクション
# Table
最初に、更新するテーブルを選択します。このためには、ピックリストからテーブルを選択するか、または入力項目をテキストモードに切り替えて完全なテーブル名を入力します。
# WHERE condition
次に、更新する行を選択するための WHERE
条件を指定します。この条件は、ID
に基づいて更新する1つのレコードを絞り込むような、単純なものにできます。
id = 123
または、この条件を使用して複数の行を選択および更新できます。
status = 'closed'
この条件に一致するすべての行が、 [Columns] 入力項目で指定したのと同じ値で更新されることに注意してください。
サブクエリーを含む複雑な WHERE
条件を使用することもできます。詳細については、WHERE 条件に関するガイドを参照してください。
# Columns
最後に、前のトリガーまたはアクションからのデータピルをそれぞれの列にマッピングします。選択されたテーブル内の列は、データピルを挿入するための入力項目としてここに表示されます。
# Update batch of rows (バッチ行の更新)
このアクションを使用すると、一度のアクションで1行ではなく、複数の行を更新できます。これにより、1つのアプリから多数のレコードを Oracle に移動させる場合に、スループットを高めることができます。レシピの構造とデータの量によりますが、このアクションによって統合にかかる時間を100分の1に短縮できます。
Update batch of rows アクション
# Table
単一行の更新アクションと同様に、まずターゲットのテーブルを選択する必要があります。
# Rows source list
Update row アクション (単一行を処理) とは異なり、このアクションでは行のバッチを処理します。そのため、入力する次のデータピルは、テーブルに挿入する行のバッチのソースです。これは、リストデータピルを出力する任意のトリガーまたはアクションから供給できます。
データツリーからのリストデータピル
この項目にリストデータピルをマッピングしない場合、このアクションは1行のみを更新し、 Update row アクションのように動作します。
# Columns
最後に、出力データツリーの必要な項目をここにマッピングして、前のトリガーまたはアクションからのデータで行を更新する必要があります。ここで各列にマッピングされるデータピルは、先に使用したソースのリストデータピルからのものである必要があります。ソースのリストデータピル以外とマッピングされたデータピルは、反復されません。
# キー列
この入力項目を使用して、行を一意に識別するために使用する項目を決定します。これはオプション項目です。空白のままにすると、選択したテーブルのプライマリキーが照合に使用されます。プライマリキー以外の列を使用する場合、またはプライマリキーを含む列を使用する場合は、この入力項目で関連するすべての列を選択します。
バッチの操作の詳細については、リスト管理に関するガイドを参照してください。
Last updated: 2023/8/31 1:07:14