# Get custom objects (カスタムオブジェクトの取得)
カスタムオブジェクトを設定することで、Workday ビジネスオブジェクトを拡張できます。これらのカスタムオブジェクトは標準の Workday ビジネスオブジェクトをベースとしており、追加の情報を格納するために使用できます。これにより、Workday 内の自社組織に固有のデータを取得できるようになります。
# Get custom objects (カスタムオブジェクトの取得) アクション
このアクションでは、特定の Workday オブジェクトのカスタムオブジェクトの値を取得できます。
# 例
たとえば、従業員の新しいオンボーティングプロセスを設定しているとします。すべての従業員は薬物検査を受ける必要があります。Workday で、 Workers という親オブジェクトの下に drugTested というカスタムオブジェクトを設定します。
このアクションを使用して、このワーカーに薬物検査が実施されたかどうかを確認できます。
# 入力
Get custom object アクションの入力
入力項目 | 説明 |
---|---|
Alias | 取得するカスタムオブジェクトを選択します。これは Web サービスのエイリアスです。 |
Parent object ID | 選択中の親オブジェクトの Workday ID です。 |
Custom object fields | このカスタムオブジェクトの項目を定義します。空白のままにすると、デフォルトの名前ですべての項目を取得します。 |
# 例
ワーカー 1da8b422311b4929bfa4520f7f0b4e83
の薬物検査のステータスを取得するには、 Get custom object アクションを使用して、以下のように定義します。
- Alias:
drugTested
- Parent object ID:
1da8b422311b4929bfa4520f7f0b4e83
# 出力
このアクションの出力は次のようになります。
出力項目 | 説明 |
---|---|
ID | このカスタムオブジェクトの固有の Workday ID。 |
Custom field values | この特定の Workday オブジェクトに属するカスタム項目の値。 |
各項目は取得され、データピルに変換されます。これらは後続のレシピアクションで使用できます。
Parent object ID
親オブジェクトにカスタムオブジェクトが含まれない場合、このアクションは Error 404: Not found
を返します。
Last updated: 2023/8/31 1:07:14