# Zoom - Download A Cloud Recording (クラウド録画のダウンロード) アクション
このアクションでは、Zoom からクラウド録画を直接ダウンロードして、下流のアプリケーションに送信できます。Zoom でのクラウド録画が終了したら、それを Salesforce などの CRM ツールに送信して、営業担当者が営業電話の録音をすぐに使用できるようにすることが可能です。
# 入力
項目 | 説明 |
---|---|
Download URL | ファイルのダウンロード URL。さまざまな Zoom 録画ファイルの詳細については、こちらをご覧ください。 |
Download token | JWT 認証トークン。クラウド録画が保護されていてダウンロードトークンを入手できない (またはトークンの有効期限が切れている) 場合は、Zoom インスタンスで JWT アプリを使用して新しいダウンロードトークンを生成する必要があります。ダウンロードトークンの生成方法については、こちらを参照してください。 |
# Zoom 録画ファイルのダウンロード URL
クラウドに録画された各ミーティングまたはウェビナーには、さまざまなファイルが関連付けられています。これらは audio
、video
、text
、および transcript
ファイルに対応します。これらの各ファイルには独自のダウンロード URL があります。
このダウンロード URL は、以下のトリガーとアクションの出力で確認できます。
- New events トリガーの Cloud recording transcript completed および Cloud recording completed 。
- Get event details アクションの Get cloud recording 。
これらのトリガーとアクションそれぞれの出力に、 Recording files という名前のリストがあります。ここに、クラウド録画のファイルのリストが含まれています。
# ダウンロードトークンを使用した録画ファイルの取得
クラウド録画が保護されていてダウンロードトークンを入手できない (またはトークンの有効期限が切れている) 場合は、Zoom インスタンスで JWT アプリを使用して新しいダウンロードトークンを生成する必要があります。
Cloud recording completed トリガーで提供されるダウンロードトークン
New events トリガーで Cloud recording completed を使用している場合、出力でダウンロードトークンが提供されます。このトークンを使用すれば、パスワード保護されているクラウド録画であってもダウンロードすることができます (セキュリティ上の理由から、パスワード保護はデフォルトで推奨されています)。このトークンは、録画が完了してから24時間で有効期限が切れます。
以下の手順に従い、JSON Web Token (JWT) ユーティリティを使用して JWT ダウンロードトークンを生成します。
まず、Zoom で JWT アプリ (opens new window)を作成します。JWT アプリから API キーと API シークレットを取得します。
Zoom JWT アプリから API 資格情報を取得
Workato で JSON Web Token (JWT) ユーティリティを開き、 [Generate JSON web token] を選択します。
JWT コネクションを作成します。
- 署名アルゴリズム として
HMAC SHA-256
を設定します。 - HMAC 共有シークレット として Zoom JWT アプリの API シークレットを入力します。
Generate JSON web token アクションを設定します。 任意の項目 を開いて、 [Expiration Time(exp)] と [Issuer(iss)] の項目を表示します。
- お使いの Zoom JWT アプリの設定に従って、 [Expiration Time(exp)] を設定します。
- [Issuer(iss)] として API キーを設定します。環境プロパティに API キーを保管することをお勧めします。
JWT ユーティリティによる Generate JSON web token
最後に、 Zoom - Download a cloud recording アクション で、前のステップの出力の JSON Web トークンを ダウンロードトークン として使用します。
Last updated: 2023/8/31 1:07:14