# カスタム OAuth プロファイルとは
カスタム OAuth プロファイルを使用することで、Slack 側で作成した独自のカスタムアプリを Workato の Slack コネクターから利用できるようになります。したがって、以下のような Slack アプリの属性をカスタマイズして利用できるということになります。
- 名称やアイコン (ボット名、ボットのロゴ、背景色)
- 権限
# Slack でカスタム OAuth プロファイルが必要になる状況
※訳文のカスタマイズ: 1. 複数のボットを自動化の用途によって使い分けたい場合に必要となります。例えば、同じ「チャンネルを作成/アーカイブする」という操作でも、※※訳文のカスタマイズ: - Escalation ボットは課題のプライベートチャンネルを作成し、危機管理チームのメンバーを招待して、課題が解決したらそのチャンネルをアーカイブする - Birthday ボットはプライベートチャンネルを作成し、パーティーのプランナーを招待して、誕生日会が終わったらそのチャンネルをアーカイブする※※訳文のカスタマイズ: といった形で目的別にボットを分けたい場合に使用します。※
アプリの名称やアイコンを変更したい場合
ボットの権限を制御したい場合。以下の表は、通常利用する上で最低限必要となる権限の一覧です。
トークンのタイプ スコープ 理由 Bot なし ボットのスコープは必要ありません。 User channels:read
公開されている会話のリストを取得します。 channels:write
公開されている会話を作成/更新します。 groups:read
プライベートの会話のリストを取得します。 groups:write
プライベートの会話を作成/更新します。 im:read
ダイレクトメッセージの会話のリストを取得します。 im:write
ダイレクトメッセージの会話を作成/更新します。 mpim:write
多人数グループの会話を作成/更新します。 mpim:read
多人数グループの会話のリストを取得します。 chat:write
メッセージをユーザーとして投稿します。 users:read
ユーザーの情報を取得します。 users:read.email
ユーザーの情報をメールで取得します。
詳細なスコープへの移行
Slack では、詳細なアクセス許可 (opens new window)が2020年1月22日にリリースされました。Workato に接続している既存のカスタム Slack アプリは、移行しなければならない場合があります。詳細については、移行に関するガイドを参照してください。
# 設定の要件
カスタム OAuth プロファイルを作成するには、Workato のカスタム OAuth プロファイル (opens new window)へのアクセス権が必要になります。
ほかのデータセンターを使用している場合は、EUDC カスタム OAuth プロファイル (opens new window)や SGDC カスタム OAuth プロファイル (opens new window)にログインしてください。
ワークスペースにカスタム OAuth プロファイルが表示されない
カスタム OAuth プロファイルは追加機能です。Workato の CSM に問い合わせて、ワークスペースでこの機能が有効になっていることを確認してください。
# カスタム OAuth プロファイルの作成
# ステップ1 : Slack の選択
まずは、ブラウザーから [Slack ワークスペース](https://slack.com/signin#/signin (opens new window)) にサインインしてください。
Workato で [Tools] > [Custom OAuth profiles] に移動します。
[New custom profile] をクリックします。
[New custom profile] ページで次の操作をします。
- [Step 1] で、 [Slack] を選択します。
- [Step 2] で、新しいアプリの名前を指定して、 [Create new app] をクリックします。https://api.slack.com/apps (opens new window) に移動する新しいタブが開きます。[Workato] のタブと、この新しいタブの両方を開いておいてください。残りのステップでは両方が必要になります。
# ステップ2 : 新規 Slack アプリの作成
新しいタブで、アプリの開発を行うワークスペースを選択して、 [次へ] をクリックします。
[Create] をクリックします。
[Welcome to your app's configurations] ポップアップの [Got it (了解)] をクリックします。
アプリの [Basic Information] ページに移動します。 [App Credentials] まで下にスクロールします。次のステップを実行するには、ここに表示される情報が必要になります。
# ステップ3 : Slack アプリと接続するための Workato の設定
ステップ3を実行するために [Workato] タブに戻ります。
ステップ3では、以下のフィールドに入力します。
- Client ID : Slack の [Client ID] の値を、このフィールドに貼り付けます。
- Client secret : Slack の [Client secret] の値を、このフィールドに貼り付けます。
- Verification token : Slack の [Verification token] の値を、このフィールドに貼り付けます。
完了したら、 [Save] をクリックします。
# ステップ4 : Workato でのコネクションの完了
もう一息です ! あとは Workato への接続を完了するだけです。
開いている [Workato] タブの [Done] をクリックします。任意のプロジェクトフォルダーに移動して、新しい Slack のコネクションを作成します。
Slack コネクションに名前を付けます。 [Custom OAuth profile] フィールドで、新規作成した OAuth プロファイルを選択します。 [Connect] をクリックします。
権限付与の [Allow] をクリックします。
Last updated: 2023/8/31 1:07:14