# ユニバーサルコネクター

統合を進めるうえで適切なトリガー、アクション、またはコネクターが見つからない場合、Workato には、トリガーやアクションを最小限の工数で簡単に作成できるプラットフォーム拡張機能があります。このセクションでは、その作成プロセスについて説明します。

ただし、独自のトリガーやアクションを作成する前に、ほかにアプリに接続する方法がないか検討してください。

  • ファイルコネクターを介して CSV ファイルをインポート/エクスポートする

多くのアプリが CSV のインポート/エクスポート に対応しています。Workato では、CSV ファイルのデータを自動的にアプリにインポートしたり、データを CSV ファイルに書き込んだりすることができます。

アプリからデータを読み取るトリガーが見つからない場合は、CSV ファイルを作成して SFTP サーバーにアップローするようアプリを設定し、そのファイルを Workato で読み取ることができます。

アプリにデータを書き込むアクションが見つからない場合は、Workato からアプリのファイルサーバーに CSV ファイルをアップロードし、必要に応じて一括でインポートすることができます。

  • データベースに直接接続する

社内で開発した専有アプリまたは Workato が接続しない自社ホスト型アプリに接続する必要がある場合は、MySQL や SQL Server など、そのアプリが使用しているデータベース用のコネクターを Workato が提供していないか確認してください。コネクターが見つかった場合は、データベースに直接接続してデータを読み書きする方法を検討します。

データベースのドキュメントについては、コネクターのセクション を参照してください。

# Workato コネクター拡張機能

Workato で独自のトリガー、アクション、およびコネクターを作成するには、カスタムアクション、HTTP ユニバーサルコネクター、または SDK を使用します。下図は、使用すべき最適のフレームワークを判断するためのフローチャートです。

使用すべきフレームワークを判断するためのフローチャート 使用すべきフレームワークを判断するためのフローチャート

# カスタムアクション

カスタムアクション では、既存の Workato コネクターをもとに新しいアクションを作成できます。この方法ならば、認証フローは Workato コネクターに任せ、ユーザーは HTTP リクエストとレスポンスの検討に集中できます。

# HTTP ユニバーサルコネクター

HTTP コネクター は、HTTP 接続をサポートするあらゆる API と連携し、さまざまな認証モデル、コンテンツタイプ、HTTP メソッドに対応しています。

# Connector SDK

コネクター SDK は、コネクター開発のための開発者フレームワークです。作成したコネクターを他の Workato ユーザーと共有したり、開発者プログラムを介してコードを投稿し、すべての Workato ユーザーにコネクターを公開したりすることができます。


Last updated: 2023/8/31 1:07:14