# Enterprise Workbot と従来のスラッシュコマンドの比較

Workato では、Enterprise Workbot の一部であるスラッシュコマンド (opens new window) (カスタム Slack アプリ) および従来のスラッシュコマンド (カスタムインテグレーションのスラッシュコマンド (opens new window)) の両方をサポートしています。

カスタムインテグレーションはいずれ廃止される予定の (その時期はまだ不明) レガシー機能であるため、Enterprise Workbot を使用することを強くお勧めします。また従来のスラッシュコマンドでは、Enterprise Workbot で提供されている一部の機能はサポートされていません。

Enterprise Workbot のスラッシュコマンドを使用するには、新しい Slack アプリを作成し、カスタム OAuth プロファイルを使用して Workato に接続する必要があります。従来のスラッシュコマンドではこれは不要です。従来のスラッシュコマンドは、Slack のアプリディレクトリから直接 Slack ワークスペースに追加できます。

以下の表に、Enterprise Workbot のスラッシュコマンドと従来のスラッシュコマンドの詳しい比較を示します。

機能 Enterprise Workbot のスラッシュコマンド 従来のスラッシュコマンド
ダイアログを表示可能 はい いいえ
入力が必要なコマンド入力項目に対するダイアログ はい いいえ
カスタム Slack アプリが必要 はい いいえ
Post コマンドの応答での一時メッセージのサポート はい いいえ
接続方法 カスタム OAuth プロファイルを使用した Workbot スラッシュコマンドの検証トークン
アプリアイコンのカスタマイズ はい、Slack アプリページから はい、スラッシュコマンドページから
コマンド入力項目値の後続のメッセージ/レシピへの引き渡し はい はい
チャンネルでの投稿 はい、ただし招待されたチャンネルのみ はい、インストール先の Slack ワークスペース内のいずれのチャンネルにでも投稿可能
複数のスラッシュコマンド はい、各 Workbot レシピは専用のスラッシュコマンドを持つことが可能 はい、各 Workbot コネクションは複数のスラッシュコマンドの検証トークンを格納することが可能

# Enterprise Workbot のスラッシュコマンドに関する注記

  1. Workbot は、コマンドを実行するチャンネルに参加させる必要があります。それには、Workbot をこのチャンネルに招待します。
  2. Workbot をチャンネルに招待すると、そのチャンネル内の 誰でも コマンドを使用して Workbot を操作できるようになります。


Last updated: 2023/8/31 1:07:14