# SOAP の処理
Simple Object Access Protocol (SOAP) は、インターネット経由で通信するためのメッセージングプロトコルです。SOAP メッセージは、本文のメッセージの構成方法について、標準的なプロトコルに従います。これにより SOAP で、セキュリティ、認証、エラー処理に関する、Web システム全体で機能する標準を策定できます。
SOAP は、XML メッセージの構成方法に関する仕様の役割を果たすため、XML でエンコードされています。Raw XML コンテンツの処理と同様に、組み込みのパーサーを使用して、SOAP コンテンツを使用可能なデータピルに変換します。
# SOAP tools by Workato
SOAP tools by Workato は、コネクションの設定を必要としないネイティブのアプリケーションです。
[App] > [SOAP tools by Workato] を選択して開始します。
SOAP メッセージの解析
入力項目 | 説明 |
---|---|
Sample document | 解析される SOAP ドキュメントと同じ形式のサンプル SOAP/XML。 |
Document | 解析される入力 SOAP コンテンツ。 |
入力で指定された サンプルドキュメント に従って、データピルが生成されます。データピルには、すべての SOAP タグと、各タグに関連付けられたすべての属性が含まれます。
SOAP メッセージの解析に対するデータツリー出力
# SOAP メッセージの作成
SOAP tools by Workato を使用すると、SOAP メッセージを作成することもできます。SOAP メッセージを返すには、 Create SOAP message アクションを使用します。このアクションは、データピルを tags
として取り込み、SOAP ドキュメントを生成します。
たとえば、従業員の名前、役職、部門情報のリストが含まれる SOAP/XML ドキュメントを作成できます。
SOAP メッセージの作成
入力項目 | 説明 |
---|---|
Message template | メッセージテンプレートを選択します。新しい SOAP メッセージテンプレートを設定する方法については、以下を参照してください。 |
Template input | メッセージで定義されている必須の入力データです。 |
# 出力
このアクションの出力データは、SOAP/XML でエンコードされているファイルデータオブジェクトです。このオブジェクトを直接、ターゲット Web システムにアップロードできます。
# メッセージテンプレートの設定
SOAP/XML メッセージを効率的に作成するには、最初にメッセージテンプレートで SOAP/XML スキーマを設定する必要があります。メッセージテンプレートの詳細については、こちらを参照してください。
ユースケースに応じたメッセージテンプレートを設定します。出力 SOAP ドキュメントのスキーマを定義し、{tags}
を使用して、データピルが使用される場所を示します。
従業員リスト用の SOAP メッセージテンプレート
Last updated: 2023/8/31 1:07:14